Day-to-day the memorandum

やったことのメモ書きです。

「Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR」を読んで

TwitterでOKRの話をしていたところ、この本いいよとおすすめされたので読んでみることにしました。
読んだ感想をつらつら書いていこうと思います。

この本は「第1部 企業はOKRをどう使っているのか」「第2部 働き方の新時代」と2部制になっています。

第1部

第1部はOKRを導入することによって得られる効果を実際にOKRを実践している企業の話をもとに説明しています。
優先事項にフォーカスすることや、会社と従業員1人1人の方向を合わせることだったり、OKRをトラッキングすることで状況変化に応じてOKRを適切なものに変えたりとできること、といったことが語られています。
実際の企業のエピソードが書かれているので、納得感が増すのかなとか思ったりしました。

第2部

第2部はOKRを支えるCFRの話や文化の話がなされています。
CFRとは以下3つのこと。

  • 対話(Conversation)
  • フィードバック(Feedback)
  • 承認(Recognition)

1on1を行うことだったり、決めれた時期にフィードバックが行われるのではなくリアルタイムに自分の部署とは関係ない人からもできるような環境にすることだったり、従業員同士で誉めたてて承認欲求を満たしたりすることが重要だと書かれています。
これらもストレッチな目標に向かうためにモチベーション維持するために必要なことなのかなと思いました。

最後に

自分のところでは、それぞれのOKR公開はされていますが、ほかの人が見ている雰囲気は感じられないですし、ほかの部署のOKRに関連して連携しようみたいな話が上がったこともないので、紐づいているOKRは一緒なはずなのに、縦割りのように感じています。
また、OKRを決めるときもこの本で言う、上意下達のような決め方であり、ボトムアップでということなかったです。これについては自分は下のほうにいるので、提案などをして働きかけてみようかなと思っています。
前のエントリーと合わせての感想ですが、OKRというツールをうまく使うには文化が肝になってくるのかなと思いました。
なので、下にいる人間(自分のこと)がどうすればOKRをうまく使えるように支援できるかを考えていければなあと思いました。
まず、チーム内の範囲で地道にやっていけたらなと思います。