Day-to-day the memorandum

やったことのメモ書きです。

「OKR リコンバレー式で大胆な目標を達成する方法」を読んで

自分がいま所属している会社がOKRを使っていて、自分がOKRというものを知らなかったので、この本を読んでみようと思いました。
そこで、この本を読んだ感想を書いていこうかと思います。

この本は2部に分かれており、第1部は小さなスタートアップの企業の物語が書かれており、第2部はOKRのポイントなどが詳しく書かれています。

第1部

最近、小説を読んでいなかったので久しぶりの物語を読むということをして、面白く読めました。
とあるスタートアップ企業の設定で、会社の達成したいことが横道にそれたり、多くのことを成し遂げようとしたりなどといった問題をOKRを導入・実践していくことで、会社を成長させていくといった物語になっています。(ほかにもメンバーに対する葛藤などがあったりします。)
要所要所でOKRのポイントが出てきて、問題に対するアプローチなどが書かれており、OKRの効果がわかりやすかったなと思いました。
個人的に物語を読むのは好きなので、自分に合っていたかなと思います。

第2部

第2部はOKRのフレームワークということでポイントの解説を行ってくれています。
自分は第1部から第2部と普通に読んでいったので、物語で出てきたことの復習といった気分で読み進めることができました。
あと失敗例が書いてあったので反面教師的に使えるかなと。それに対する具体的な解決方法を書いてくれたらうれしかったかなと思いました。

全体を通して

第1部が物語調で第2部がOKRのポイントなどがかかれているといった構成ですが、どちらか一方だけ読んでもわりと理解できるような本だなと思いました。
なので、活字を読むのは…という人でも物語調だと読めるっていう人でも読んでみるのはいいかなと思いました。(そんな人いるのかはさておき)
また、自分は第1部から第2部と読みましたが、逆に第2部から第1部と読んでみるもの面白いかもしれません。

最後に

自分の上司がOKRに積極的ではないのか、チームのOKRの説明もないですし、チェックインミーティングやウィンセッションといったイベントもなく、OKRを運用できているという状態ではないので、ボトムアップでOKRに対する取り組みを変えていくのがいいのかなーとこの本を読んで思いました。
また、個人OKRもあるのですが、先日まで1on1すらやっていなかったので、個人OKRに対してもいい状態とは言えません。
なので、この本を参考にちょっとずつOKRに慣れていけたらなと思っています。
また、個人OKRの達成が個人評価に結び付きそうな雰囲気を感じるので、あくまで評価のインプットになりうるというのを意識的に合意を取り行くのを念頭に置こうと思いました。

OKRの本でMeasure What Mattersという本をおすすめしてもらって読んだので、この本の感想も近々書こうかなと思います。